今日は、ボンバ・レコードから、オノ・セイゲンさんによるリマスタリングの、ジャズ・ボッサの素敵な1枚を紹介しましょう。
マンフレッド・フェスト・トリオ MANFREDO FEST TRIO
アルマ・ブラジレイラ ALMA BRASILEIRA
1. マリアのメドレー;マリ ア|マリアのマニアたち|マリア・ニンゲン|マリアのいない僕|マリアの夢|トレス・マリアス Pot-Pourri de Marias
a. Maria (Ary Barroso, Luiz Peixoto)
b. Manias de Maria (Luiz Bonfa, Maria Helena Toledo)
c. Maria Ninguem (Carlos Lyra)
d. Eu sem Maria (Dorival Caymmi)
e. Sonho de Maria (Marcos Valle, Paulo Sergio Valle)
f. Tres Marias (Betinho, Nelson Figueiredo)
2. コン トラカント Contracanto (Paulinho Nogueira)
3. 悲しみは海に捨てようJoga a Tristeza no Mar (Manfredo Fest, Lili Festo)
4. 明日 Amanha (Walter Santos, Tereza Souza)
5. オッサーニャの歌 Canto de Ossanha (Baden Powell, Vinicius de Moraes)
6. ブラジルの魂 Alma Brasileira (Villa Lobos)
7. 決定的に Definitivamente (Edu Lobo)
8. 小さな抱擁 Um Abracinho (Zezinho Alves)
9. あるカルナヴァルの夢 Sonho de um Carnaval (Chico Buarque)
10. 澄んだ光 Luz Serena (Mathias Mattos, Newton S. Campos)
11. ジーザ Diza (Johnny Alf)
数あるジャズ・ボサと呼ばれるピアノ・トリオものの中でも、最高傑作の1枚です。ボサ・リオでのキャリアでも有名な盲目のピアニスト/マンフレッド・フェ スト率いるトリオの1966年の作品です。キレの良さが際立っていて、全く音が古びていないのは、もちろん、ヴォイシングも、テンポのアレンジも、ただた だカッコよさに惹かれます。ボサノヴァやサンバの香りありつつも、ジャズ色で貫かれているところに、その魅力のヒントがあるのかもしれません。
静かながらに軽快かつ大胆なピアノと、それに絡むグルービーなベース、そして見事なグルーブ感を演出するドラムの絶妙なバランスがアルバム全編にさえわたっています。
1曲目の、カルロス・リラの曲をはじめとする「マリア」づくし、5曲目のテンポ、転調のアレンジがクールな「オッサーニャの歌」、ヴィラ・ロボスの味わいがそのままに哀しい「ブラジルの魂」など、エデュ・ロボの「決定的に」のアップテンポな切れ味のいいベースとピアノ・・すべてが魅力的です。おすすめです。
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