この一週間ほど、あのよくできたCMのおかげで(いつものことながら、あのサントリーだけれど)、トム・ジョーンズが頭から離れなくて困っている。あの時代のあの匂いのするトム・ジョーンズだけれど、CMのもつ妙にできの良い昭和の香りとあいまって、本物感をついつい感じさせられてしまう。いい「大人の感覚」に対する渇望感が、現代の世の中にあったのだな、とあらためて気づかされてしまう。サントリーの時代を読み取る嗅覚のすさまじいところだろう。
トム・ジョーンズの唄もさることながら、楽曲もよくて、アレンジもよいのだけれど、いろいろみていたら、尾崎紀世彦さんも歌っていて、すさまじくうまい。うなってしまった。もう、完全にタイムスリップ状態。
それにしてもこのCM・・この曲ありきで発想したのかもしれないほどに、ぴったり。そして映画的フェイク感がみごと。おすぎのことばそのものに、楽しませられてしまった自分に気づいた。「こんなに見事にだまされた、私は幸せ」
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