投稿者 undecuplet | 2010/03/19

棚からひとつかみ~ジャズ系ボサノヴァの傑作「テノーリオ・ジュニオル(tenorio Jr.) エンバロ(embalo)」

embalo春が本番になってきて、ちょっと冷たいくらの夜風が本当はなかなかいい季節です。こんな夜は、ジャズサンバが似合います。
今日の棚からひとつかみは、ジャズ・サンバ「テノーリオ・ジュニオル(tenorio Jr.) エンバロ(embalo)」です。

テノーリオ・ジュニオル(tenorio Jr.)
エンバロ(embalo

1.embalo
2.inutil paisagem
3.nebulosa
4.samadhi
5.sambihna
6.fim de samana em Eldorado
7.nectar
8.clouds
9.consolacao
10.estou nessa agora
11.carnaval sem assunto

テノーリオ・ジュニオル(p)
ラウル・ジ・ソウザ(tb)
パウロ・モウラ(as)
ジョゼー・アントニオ・アルヴェス(b)
ミルトン・バナナ(ds) 他

テノーリオ・ジュニオル(本名フランシスコ・テノーリオ・セルケイラ ・ジュニオル)は、ジャズ・サンバを代表するピアニスト。23才の時に発表した唯一のリーダー作「Embalo」が今日とりあげたこの1枚です。他には、 1964年にワンダ・サーが 発表した「Vagamente 」、 1973年にガル・コスタが 発表した「India」、 1975年にナナ・カイミが発表した「Nana Caymmi」などが知られています。

このアルバム、エンバロは、テンポがよく、それでいてメロディ、バンド感ともに素敵なジャズサンバのアルバムです。特におすすめは、3曲目の「 nebulosa 」。クラシック風ピアノなど、一風変わったフレーズが印象的です。6曲目の「 fim de samana em Eldorado 」。アップテンポに、変拍子的なリズム・・疾風怒濤のごとく音楽が展開していきます。
それにしても、なんて素敵なグルーブ感でしょう。もちろん録音は古いのですが、聴くなり「うまい」とつい声をあげてしまいたくなるほど、1曲1曲のメリハリ、音楽的高揚感がとてもよくて、絶品なのです。彼のリーダーアルバムがこれ1枚しかなぜないのだろう、と必ずや思うことでしょう。

ブラジルで活躍した伝説的なピアニストの1枚・・ボサノバのアルバムとしてみても、ジャズのアルバムとしてもどちらからみても聴き応えのある素敵な1枚・・とってもオススメです。


コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

カテゴリー

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。