投稿者 undecuplet | 2010/03/20

アグスティン・ペレイラ・ルセーナ(Agustin Pereyra Lucena)の夜

agustin liveA今夜、“伝説の”アグスティン・ペレイラ・ルセーナ(Agustin Pereyra Lucena)の日本で最初のライブが開催されました。
この貴重な機会に立ち会えることができて、とても幸福でした。

渋谷、公園通りにある、バーcacoi。大人の空気のある落ち着いたお店に、40~50名ほどが集まったでしょうか、19時半開始予定をやや遅れてスタートしました。

最初はやや堅かった感じもありましたが、予定を超えて1時間余りのライブの終盤には、次第にアグスティンさんものってきて、お客さんと一体となった素敵な空気が満ちた空間になりました。

「イパネマの娘」「カーニバルの朝」「フェリシダージ」といったボサノヴァの定番曲もあれば、「バーデン・バーデン(Baden-baden)」「サンバーデン (Sambaden)」といったバーデン・パウエルへのリスペクトナンバーも多く、楽しめました。

CDでいつも聴いていた、彼の内省的な持ち味と、ラテンの香りのきもちいいミクスチャー感が、素敵なサウンドミキサーの手腕もあって、目の前で立ち現れるのです。

アグスティンさんを今回、日本にはじめて招聘したのは、音楽プロモーターや組織ではなく、西村秀人さん、谷本雅世さんご夫妻とのこと。おそらく永きにわたってきたのであろう、おふたりとアグスティンさんとの幸福な関係を、僕も含め、今日のお客様たちはみんなでお裾分けをいただいたわけですが、そこに集った人々の、このライブ実現に対する感謝と愛情のこもった気持ちが、バーcacoiに気持ちよく充填されているのが、また素敵なことに感じられるのです。そして、この善意の連鎖こそが、日本に彼を迎えるにあたって、わたしたちファンが渡せたきっと最高の贈り物なのであろうと、ライブ終了後の彼の微笑をみて感じたりもしました。

明日から1週間のジャパン・ツアー、いくことのできるチャンスを得た方には、まちがいなく幸福の時間が約束されています。そこに至る道のりは、たったおふたりの「個人の力」からはじまったものであり、全国のひとりひとりの草の根レベルの思いであり、その結果として、全国のライブがほぼすべて満席になるといった形で、愛情をもって彼を迎えることができるのもまた、素敵な奇跡なのだろうと思います。その意味でも、音楽の悦びとともに、人間の力を信じることのできる、僕にとっては二重に素敵なライブの夜でした。


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