投稿者 undecuplet | 2010/03/21

超美音CDプレイヤー ラックスマン(luxman) D-08

d-08オーディオの世界とは奥が深いものと、よくいわれますが本当にそうかも、と思うことがよくあります。今日は、我が家の新規CDプレイヤーの検討用に貸していただいたCDプレイヤーLUXMAN D-08 です。

仕様を抜粋してみると・・


デジタル領域への挑戦

デジタル回路は音質を吟味した独自構成です。D/A変換LSIにはDSD/PCM対応のバーブラウン製マルチセグメントDAC、PCM1792Aを選択。 理論値で132dBのダイナミックレンジを誇るこの高音質DACを、理想的な信号伝送を考えてチャンネルあたり1基を差動出力モードで独立搭載しました。 システムクロックは光学ピックアップに近い復調回路基板に置き、専用のジッター・リダクションLSIを経て超低ジッターに高精度化して2基の PCM1792Aに送り込みます。CD再生の場合はビット・エクステンダー専用LSIにて16ビット信号を24ビットに拡張したうえで伝送。SACD再生 ではネイティブなDSD信号をストレートにDACに送り込むDSDモードと、DSD信号(約2.8MHz)を専用LSIで88.2KHz/24bitの PCM信号に変換してDACに送り込むPCMモードが選択できます。なお、CDとSACDでのPCM再生はDAC内部において352.8KHzサンプリン グで変換処理を施しています。

アナログアンプへのこだわり

アナログ回路は、完全バランス構成の高音質出力バッファー仕様です。チャンネルあたり各2系統のバランス出力となるDAC素子の電流出力を電圧信号に変換 した後は、すべて高音質パーツを主体としたラックスマン伝統の回路構成。特にD-08では、高級コントロールアンプ「C-800f」に準じた充実の内容 で、微細な歪み成分だけを検出してネガティブ・フィードバックとする独自のODNF※回路を、初めてデジタルプレーヤーに採用したことも大きなトピックで す。そのODNF回路は誤差検出部を差動入力FETの3パラレル構成によるVer.3.0へと進化して、1/10,000オーダーの歪率を実現。出力 ショート時でもA級動作が得られる超低インピーダンス駆動により、次段アンプを強力にドライブします。また、デジタルプレーヤーに不可欠な可聴帯域外の フィルター処理をアンプ内部で行うことで(1次減衰×3)、より純度の高いストレートな音質に仕上げています。


ラックスマンオリジナル、高剛性ディスクドライブ・メカニズムLxDTM

LxDTM(Luxman original Disc Transport Mechanism)と命名された独自開発によるディスクドライブ・メカニズム。本格的CDプレーヤー(D-10、D-7)の開発から約10年を経てラッ クスマンが入念に取り組んだLxDTMは、トラバースを格納するベース筐体全体を金属製ブロックで剛体化した、これまでにない強固な構造のドライブ・メカ ニズムです。それは、CDとSACDに刻まれたピットから高精度に音楽情報を抽出するための正攻法の結論。トラバース自体と直下に配置されたデコーダー回 路基板を理想的に保持します。ディスクを乗せるローダーはダイキャスト製法による厚手のアルミニウム製として、ローダーに加わる不要な共振や振動を根本か ら排除。また、各種信号を最短経路で接続するレフトサイド・メカ・レイアウトを採用しました。そして、フロントパネルには専用設計のシャッター機構を装 備。音圧などの外来振動からメカニズムを守り、ディスク回転時の音も漏らしません。しかも筐体内部に埃が浸入することも防いでいます。

ハイイナーシャ思想の大容量電源

ラックスマン伝統の、オーディオ専用の電源トランスフォーマーから各回路ごとに独立したレギュレーター+大容量ブロックコンデンサーを経由する、サーボを かけ過ぎない極めて安定した高慣性(ハイイナーシャ)の電源環境を構築しています。

で、実際使用してみると、これはステレオサウンド・グランプリを受賞しているのも、当然と思えるほどすごいもの。

まず、ディスクをいれてみるのですが、トレイの出し入れにびくともしない安定感があります。そして、ディスクが吸い込まれたあとは蓋がしまる安心感。そののち、ディスクをチェックする時間がややあるのですが、そのあとのどのような動きに対してもなんとスムースなことでしょう。
ディスクが回転しているという稼働部分があるということをみじんも感じさせない、いい意味で、すごく確実な道具のようなよさがあるのです。

で、音はといえば、先日のLUXMAN D-05 に比べても、音色の方向性はもちろん、まったく同じで期待を裏切らないラックスサウンド。そして、さらに剛性感が高く、その分、分解能が高く、澄んだ音なのです。それでいて落ち着いた中にも華やかな感じがあって、CDの中の音楽を心地よく再現していきます。
D-05でやや感じられた低音の控えめさも、このD-08ではまったく感じられず、すべての帯域がバランスよく再生されていきます。

オーディオの世界において、何がゴールなのかというは、永遠の問いかけであって、決して答えはでないのでしょう。しかし、このD-08を聴くと、静寂と再生の正確さとの関係性というか、そのあたりの音のたたずまいのありようが、いいバランスなのですね、このタイプの世界においては、ひとつのゴールなのであろうとさえ感じられる、完成度の高さを感じます。

もちろん、CDプレイヤーの世界にもピンキリがあって、このラックスマンの金額のD-08の2倍も3倍もするCDプレイヤーも世にはあります。そして、それらはそれぞれの世界観を示すでしょうし、どの世界も素晴らしいのでしょうが、ラックスマンのこのD-08を聴くと、この価格帯と、この方向性においては、まちがいなく費用対効果の高い選択のひとつなのだろうという説得感があります。この価格帯のCDプレイヤーを検討される場合には、ぜひとも試聴されてみるべき1台なのだということは、ゆるがなく感じました。おすすめです。

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Responses

  1. […] ※ luxman D-08 についての記事も投稿しました(2010/03/21) […]


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