投稿者 undecuplet | 2010/03/23

クラシックかジャズか~ニコライ・カプースチン(Nikolai Kapustin):8つの演奏会エチュード(8 concert etudes)

8etudes東京で桜の開花宣言が出たとか。いよいよいったりきたりしていた春も、もうあともどりできず、春本番ですね。今日は桜にも似合う、ピアノ・ソロ、カプースチン(Nikolai Kapustin)の自作自演集です。

ニコライ・カプースチン(Nikolai Kapustin)
8つの演奏会エチュード(8 concert etudes)

1. 8つの演奏会用エチュード 作品40 1 前奏曲
2. 8つの演奏会用エチュード 作品40 2 夢
3. 8つの演奏会用エチュード 作品40 3 トッカティーナ
4. 8つの演奏会用エチュード 作品40 4 思い出
5. 8つの演奏会用エチュード 作品40 5 冗談
6. 8つの演奏会用エチュード 作品40 6 パストラール
7. 8つの演奏会用エチュード 作品40 7 間奏曲
8. 8つの演奏会用エチュード 作品40 8 フィナーレ
9. ソナタ・ファンタジー(ピアノ・ソナタ第1番) 作品39
10. スイート・イン・オールド・スタイル 作品28
11. 変奏曲 作品41

ニコライ・カプースチンは、1937年、ウクライナ生まれ。ピアニスト。7歳でピアノを始め、14歳の時にモスクワに移り住む。モスクワ音楽院でアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルにピアノを師事。在学中にジャズに興味を持ち始め、独自のアイディアに基づいて作曲を試みるようになったといいます。1961 年モスクワ音楽院卒業後、1972年までの11年間にわたって、ソビエト中をジャズ・オーケストラとして旅行。1980年、チャイコフスキー大ホールで自作のピアノ協奏曲第2番を演奏したのを最後に、自作のレコーディングを除いて作曲活動に専念。多数の作品を生み出し続けています。

このアルバムを僕はクラシックのCD売り場で買いましたが、果たしてクラシックというべきか、ジャズというべきか、多くの人が迷うことでしょう。そう、この種の議論は無意味なのでしょうが、音楽そのものの感覚はジャズ風、たたずまいがクラシックといったらいいでしょうか。

最近でこそ、マルカンドレ・アムラン(Marc-André Hamelin)もアルバムを出していますし、多くの人に弾かれ注目をあびるようになったカプースチンですが、ロシアでの活動が主ということもあり、なかなか知る人も少ない作曲家でした。また、彼自身が巧みなピアニストということもあり、曲のわかりやすさとは別に、技巧的には相当な難曲ということもあったかもしれません。

アルバムの曲はすべてがまさに、すべてがカプースチン節。
そうそう、本人の演奏ではないのですが、素敵な演奏がyoutubeにあったので、あげておきましょう。昨年コンクール優勝で話題になった辻井伸行さんのピアノです。テレビの番組出演だと思いますが、そういったいわばピアニストにとっての悪環境をもろともしない、すばらしい演奏です。隠れたファンが多かったカプースチンですが、これから多くのファンを獲得しそうですね。

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