投稿者 undecuplet | 2010/03/29

極上の上質感:CDプレイヤー~オラクル(oracle)CD2500MK2

oracle-a東京は冷たい雨ですね。冬に戻ったみたい。こんな日は家であたたかい珈琲でもいれながら、音楽を楽しむにはいいのかもしれません。今日ご紹介するのは、CDプレイヤー~オラクル(oracle)CD2500MK2です。

まず、メーカーの紹介をみてみましょう。

ゆっくりと流れる時間に導かれて花開く熟成のオーディオプロダクト。
ORACLEが生み出してきた製品に存在する価値がなんなのか。
ひとつひとつの製品が誕生し歩んできた道を辿ればその答えが見つかります。
世間を驚かせたバイブレーション・アイソレーション・テクノロジーに始まったORACLEの歴史は、25年以上進化を続けているレコード・プレイヤー DELPHIに代表され、満を持して発表されたCD DRIVEも既にリリースから10年が経過しています。
最高水準の音楽再生は完成された造形の中に存在する。
性能と機能はどんな言葉を連ねるより、そのデザインを目にした人に瞬時に伝わるものなのです。

ORACLEの哲学はその後発表された他の製品にも妥協なく受け継がれています。
高性能を説得力あるビジュアル・デザインに仕立て上げる芸術性。その独自性を守り続けるORACLEは、今も世界中のマニュファクチュアの羨望の中にいます。

ORACLE のCDトランスポートCD2000は、ピックアップ・メカニズムとモジュール部、そして電源部を 完成されたエクステリア・デザインの中で分離。ピックアップ・メカニズムに影響を与えるI/Rレシーバーの高周波汚染、また電源からの磁気汚染を効果的に シールディングしています。

またアルミ切削重量サブシャーシにマウントされたピックアップ・メカニズムは、その与えられた充分な質量と剛性を、20年来のフローティング技術である高性能サスペンションに委ね、読み取りレーザーのオペレーションに作用する構造的な振動を見事に回避。理想的なメカニカル・アー ス(グラウンド)思想を提示しました。

CD2000が築いた成果を受け継ぎ、D/A変換の分野にORACLE自らのパラメータを 持って完成させたORACLE CD2500。位相逆転が回路における振動と定義し、ノー・フィードバック思想で設計 されたクリスタル・マルチビットD/Aコンバーター・ボードは、C/R回路の撤廃などルーピングを徹底排除したORACLE独自の設計理論が凝縮されてい ます。今回Mk2に進化したCD2500 Mk2はXLR BALANCE OUTPUTを備え、その可能性をより高いものとしました。ライブラリーの大半を占めるCDを、上質な専用機で再生したい方にお勧めいたします。

まず、外観はというと・・まず、その見ためというか、たたずまいが、まったく普通のCDプレーヤーとは異質なものです。いままで、ご紹介した、ラックスマン(luxman) D-05や、D-08のような、スクエアーな存在感のあり方とも、またMetronome cd1のようなAV機器のたたずまいともまったく違う、独自のもの。「UFOのような」と表現する方もいますが、あながちまとはずれてないような、宙に浮いたシンメトリーな構造が、宇宙船的でもあり、ニーマイヤーの建築を想像してしまうような、構造感を感じさせるものなのです。

CDはセンターにあるカバーのようなアルミの蓋をとり、そこに置きます。そののち、重しのようなものをCDの上におきます。このあたりの作業、Metronome cd1とも同じですし、BOW TechnologyのZZ-8がふたをするのとも似たような作業です。このとき、CDだけをそっと置くのは難しいので、必ずや周辺に触れてしまうのですが、すると驚くことに、プレイヤー全体がふるえるのです。つまり、CDの回転部分が固定されていない。まわりの4本の柱に支えられるようにして、宙に浮いているのですね。できのよい、エアサスペンションのくるまにのったときのような感じです。実際には、バネでささえているのですが、この浮遊感がなんともたまらなく新鮮で驚きです。もちろん、この振動はすぐにおさまるのですが、実際、CDが回転をはじめても、まったくそれを感じさせないもの。D-08がリジッドな方法で、振動がまったく見えないくらいにおさえこんでいたわけですが、それとはまったく異なったシステムで、それを実現しているのです。

さて、音はといえば、これが、極上の上質感。フィリップス製CDM-PROというメカを用いているからでしょうが、同じように、フィリップス製のメカを使っていた僕の聞き慣れたBOW Technology とも似た傾向の音ですし、先日のMetronome cd1 にも近いかもしれません。アナログ的ともいえるのかもしれませんが、自然なつながりのあるとてもここちよい音。それでいて、決して精緻感が足りないというわけでもなく、まさに、ナチュラルな感覚の音なのです。ピアノの低音はまさに、弦をたたいたあの振動をともなったようなここちよい響きがしますし、また高音はといえば、伸びのある残響感がとても自然なのです。

たとえが難しいのですが、すべての「力を伴う行為」には、なんらかしらの予兆があるもの。力をえいっとだすには、えいっの前に、力をこめる瞬間があるわけなのですが、今回のプレイヤーはそのえぃっの前の力をこめる瞬間から再生されているという感じでしょうか。理知的なプレイヤーが、正確にトレースして正確に再生する感覚に感動をおぼえるのとは、どちらかといえば対極にあって、すべてが、つながりのもとで再生されていく感じなのです。このあたり、ひょっとすると日本製のメカと欧州製のメカの考え方の違いなのかもしれませんが、とにもかくにも、そのあまりの自然さがこのオラクルでは、特に上質なものとしてとられられて、音が出てくる感じがします。このプレイヤーとともにいろいろ音楽を聴くのが楽しみになってきました。

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