今日の東京の夜は雨。この頃の日本の天候不順は、噴火のせいではないでしょうが、アーティストの来日が中止になったり、輸入CDがとまったりと、なにげない音楽生活にも影響があると、日常のすべてが地球規模だったのだとあらためて感じたりします。
ウエス・モンゴメリー
WES MONTGOMERY:ROAD SONG
1 ロード・ソング Road Song
2 グリーンスリーヴス Greensleeves
3 フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン Fly Me To The Moon
4 イエスタデイ Yesterday
5 アイル・ビー・バック I’ll Be Back
6 スカボロー・フェア Scarborough Fair
7 アラモ Green Leaves Of Summer
8 セレーヌのために Serene
9 花はどこへ行った Where Have All The Flowers Gone
今日ご案内するのも昨日につづき遺作です。ウエス・モンゴメリーの「ROAD SONG」。ジャズ・ギタリストだったウエスが、フュージョンへと向かった3作目です。オーケストラ・アレンジも美しく、ウエスらしいギターと、当時のフュージョン出来たての香りがともにいい感じです。まさにCTIレーベルの音です。彼は、このアルバムを録音して1ヶ月余りで、心臓発作でなくなってしまいました。
1923年米国インディアナ州インディアナポリス生まれ。19歳からギターを始め、親指によるピッキング、オクターヴ奏法、和音を駆使したフレージングなど独創的なプレイでしられています。
おすすめは、なんといっても「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」。かつてFM東京の帯番組のテーマソングだったりもするので、お聴きになるとなつかしく感じる方も多いかもしれません。そして、「セレーヌのために」・・奥様のために書かれたというこの曲も、ドン・セベスキーのアレンジがなんとも素晴らしい作品です。
ある時代を代表する傑作です。おすすめの1枚です。
私もこのアルバム探してました。
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」、懐かしいですね。
By: 佐々木 on 2014/01/01
at 10:27 pm