投稿者 undecuplet | 2010/05/31

まさに、ピアソラのグルーブ感そのままに・・・ゲイリー・バートンのピアソラ・アルバム[GARY BURTON LIBERTANGO ~ The music of Astor Piazzolla](2000)

ゲイリー・バートンによるピアソラのアルバム。

かつてピアソラとともに演じてきた人たちとの演奏ゆえに、きわ めてピアソラ的であり、ピアソラを楽しむのに、これは最適なアルバム。

それゆえ、ゲイリー・バートンのあの独特のビブラフォンワークが好 きな人にとっては、ゲイリー・バートンならではの味わいがやや少なく、ものたりなく感じるかもしれません。つまり、それほどまでに、ピアソラ的に溶け込ん でいて自然なピアソラ・アルバムなのです。
GARY BURTON
LIBERTANGO ~ The music of Astor Piazzolla

1. リベルタンゴ LIBERTANGO
2. ブエノスアイレスの冬 INVIERNO PORTENO
3. エスクアロ(鮫) ESCUALO
4. ブエノスアイレス午前零時 BUENOS AIRES HORA CERO
5. フーガと神秘 FUGA Y MISTERIO
6. 天使のミロンガ MILONGA DEL ANGEL
7. ミケランジェロ’70 MICHELANGELO ’70
8. コントラバヒシモ CONTRABAJISSIMO
9. フガータ FUGATA
10. ムムキ MUMUKI
11. ミロンガ・ロカ MILONGA LOCA
12. アディオス・ノニーノ ADIOS NONINO

聴き慣れた曲がならびます。「リベルタンゴ」もいいし、「ブエノスアイレス午前零時」も、まさにピアソラです。「ミケランジェロ’70」などで感じられる、ゲイリー・バートンのつくりだすグルーブ感が、ピアソラのそれなのです。そしてそれでいて、ある種都会的であり、クールなのです。だからそのどれを聴いても、ピアソラとして受け止めてしまい、違和感を感じない。そしてさらに上質感の残像が残るのです。
このあたり、あらためて、ゲイリーの腕力、技量の高さを感じさせられるところです。それとともに、こういう形で上質に真摯に音楽の再現性を確実にアートにしている、彼の抑制のきいた音楽性の至高感に、敬意の念をおぼえます。

ゲイリー・バートンはまもなく来日します。今回は小曽根さんとのデュオですが、一体彼のどの表情がみられるのか、いまから楽しみです。

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