投稿者 undecuplet | 2010/06/15

天上から包まれるようなふしぎな唄の感覚~平原綾香( AYAKA HIRAHARA ) my classics 2 [2010]

平原綾香節とでもいうべきなのだろう。息をためこんでいて、いっきにはき出すような唄い方。キーが4分の1くらい本来のメロディーラインより低く、それでいてハスキーな声で奏でられる宙を浮くようなふしぎな感覚。それでいて、ストレスなく確実に唄われる低音。そう、まるで楽器の演奏を聴くような歓びが彼女の唄にはある。

my classics 2
平原綾香 AYAKA HIRAHARA

こちらで視聴できます

1. セレナーデ (アカペラ) チャイコフスキー / 弦楽セレナーデ
2. Sleepers, Wake! J.S.バッハ / カンタータ第140番
3. 威風堂々 エルガー / 威風堂々
4. my love ヘンデル / 私を泣かせてください
5. JOYFUL, JOYFUL ベートーヴェン / 交響曲第9番「合唱」
6. adagio ラフマニノフ / 交響曲第2番 第3楽章
7. ソルヴェイグの歌 グリーグ / ペール・ギュント組曲より「ソルヴェイグの歌」
8. アランフェス協奏曲~Spain ロドリーゴ / アランフェス協奏曲 第2楽章
9. CARMEN ~Je t’aime!~ ビゼー / カルメンより「ハバネラ」
10. mama’s lullaby ブラームス / 子守唄
11. Ave Maria! ~シューベルト~ シューベルト / アヴェ・マリア
12. ケロパック チャイコフスキー / くるみ割り人形より「トレパック 」
13. Sailing my life with 藤澤ノリマサ ベートーヴェン / ピアノソナタ「悲愴」Bonus Track
14. Love Never Dies アンドリュー・ロイド・ウェバー feat. 平原綾香 Bonus Track A.ロイド・ウェバー / オペラ座の怪人2「Love Never Dies」日本語ヴァージョン

このアルバムは、彼女が掘り起こし、ヒットしたクラッシックの日本語歌曲化アルバムの2枚目。1枚目にひきつづき成功している。ほとんどの歌詞が彼女自身によるオリジナルのもの。そのあたりも、彼女らしい節回しの自由さに一役かっているのかもしれない。

1曲目チャイコフスキーの弦楽セレナーデをもとにした「セレナーデ」・・出だしから、平原綾香ワールドがはじまった安心感がある。ベートーヴェン第九の「JOYFUL, JOYFUL」は、途中からゴスペル調になって、狙い通りの仕上がり。さらにグルーブ感あるバックバンドだったらさらに、彼女らしさがひきたっていただろうとも思う。

グリーグの「ペール・ギュント」の「ソルヴェイグの歌」も、原曲のもつ哀愁がうまく、平原綾香風に料理されている。
ビゼーの「カルメン」は、アカペラでの部分が、彼女のもつ妖しさが見事にアレンジされていていい。後半のバックバンドがやや平板で、彼女のあるべき持ち味をやや消しているのがつくづく惜しい。

それにしても、近年の日本の女性歌手でこれほど正統的でありながら、これほど個性的な人も珍しい。10年後の彼女・・さらに自立した歌手になっているだろうけれど・・聴いてみたくなった。

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