投稿者 undecuplet | 2010/06/22

まもなく来日~ファジル・サイ(Fazil Say)・プレイズ・ガーシュイン(Gershwin) ラプソディ・イン・ブルー[2000]

今日は、まもなく来日するファジル・サイのガーシュインです。

ファジル・サイ / ガーシュイン
Fazil Say / GERSHWIN

こちらで一部試聴できます

1. I Got Plenty O’Nuttin’
2. Summertime (I)
3. Summertime (II)
4. It Ain’t Necessarily So
5. Rhapsody In Blue
6. Rialto Ripples, Rag
7. Impromptu In Two Keys
8. Merry Andrew
9. Three-Quarter Blues
10. Promenade
11. ‘I Got Rhythm’ Variations
12. Sleepless Night
13. Novelette In Fourths
14. Rubato
15. Prelude I
16. Blue Lullaby
17. Spanish Prelude

KURT MASUR  NEW YORK PHIHARMONIC

1曲目の「ボギーとベス」からファジル・サイのアレンジが、ファジル・サイと否応なしにわからせてくれます。これを聴くと、クラシックのピアニストという範疇ではかるのはやはり難しいという気さえしてしまいます。
もちろん卓抜したテクニックは、クラシックゆずりのものだし、ある種のフォーマットを守る彼の演奏スタイルはクラシックのジャンルに属するもののはずでしょう。だがしかし、彼のこの独特のグルーブ感は、クラシックという呪縛の中ではきっと不自由になってくるだろうし、ひょっとしたら顧客の方もクラシックを期待してくる客には、ちょっとその領域を超えているかもしれないという気もするのです。

それにしても巧いピアニストです。その有り余る技量は、このアルバムの一部始終にもあてはまるのですが、かつて水戸芸術館での体験を思い出しました。あれは、2004年の頃、日本に最初か2度目の来日の頃だったかと思います。当時まだ珍しかったYAMAHAのMIDIピアノを用意し、そこでひとりの2回の演奏による4手のストラヴィンスキーの「春の祭典」を演奏したのです。コンサートでは、前日にレコーディングした春の祭典の第二パートをMIDIで再生しながら、再生している同じピアノの上で第一パートを弾くという離れ技。

ファジル・サイの独特のグルーブ感をもってするならば、もし連弾をするのであれば、かなり相手を選ぶことになりそうで、むしろそれならばということで自らとの共演による4手を選んだのでしょうが、それはそれは最高のパフォーマンスでした。

さて、ここのところ毎年やってくるファジル・サイですが、今年はどんな一面をみせてくれるのでしょう。まもなくの来日です。


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