投稿者 undecuplet | 2012/08/26

その深い洞察と真剣さに、経済書なのに深い感動をおぼえた・・日本経済 起死回生のストーリー:ロバート・アラン フェルドマン & 財部誠一

フェルドマンさんといえば、World Business Satellite で時々コメンテーターをされているからご存じの方も多いかもしれない。あの番組のコメンテーターで、もっとも信頼できるひとりであり、いつも日本のことを真摯に真っ正面から思ってくれた発言をしている。

この書物も、そんな彼の「日本への愛情」に満ちあふれている。日本は、もはや本当は絶望的な状況であり「起死回生」の手でもうたない限り、だめなのだが、さいごのさいごまで、その「起死回生」とは何かを語り続けてくれているのだ。こんなにも日本のことを考えてくれるフェルドマンさんに感動をおぼえる。

いわゆる財政危機を含め、いま日本の経済が解決しなければいけない問題の根幹は、「年金問題」「農業問題」「医療費問題」「一票の平等」などにあるとして、普通の人がちょっと躊躇するかもしれないところまで、踏み込んで、だめとはあきらめずに解決策を提示する。すごい。

彼のような、いわば真の「日本応援団」が、政財界になんとか強く関わって、この国の存続について協力してほしい、と心の底から願う。

日本経済 起死回生のストーリー
ロバート・アラン フェルドマン
財部誠一

製造業の急速な海外展開、深刻さを増す財政問題―。
これから日本経済は、究極の正念場を迎える。
危機から甦るストーリーは考えられるか。
『ワールドビジネスサテライト』での「辛口コメント」に定評があるフェルドマン氏。
一方、『報道ステーション』でのタブーに斬り込む経済ルポが人気を博す財部氏。
経済の現場を知り尽くし、問題の本質を見極めた2人が、「あっと驚く」再生プランの数々を提言。

第1章 野田政権の経済政策に物申す!(評価できる二つのポイント(財部)
個々の政策に疑問が多い野田政権(フェルドマン) ほか)
第2章 グリーン・テクノロジーの大チャンス(東北の復興は二十一世紀型産業で(財部)
日本のものづくりが優れている点(フェルドマン) ほか)
第3章 アジアの急成長を取り込む戦略(アジアの需要はまだまだ伸びる(フェルドマン)
中国の問題点はガバナンス能力の欠如(財部) ほか)
第4章 アメリカと日本はパラレルワールド(成長ストーリーが見えないアメリカ経済(フェルドマン)
日本経済と同じ道をたどっている(財部) ほか)
第5章 「起死回生のストーリー」への構造改革(震災復興に伴う議論の危うさ(財部)
正しい財政政策を打ち出す選挙制度とは(フェルドマン) ほか)

新ビジネスのアイデア、アジア市場戦略から、東北の復興策、年金・社会保障・財政改革まで、辛口かつリアルに日本復活のストーリーを語り尽くす。

【著者紹介】
モルガン・スタンレー調査統括本部経済調査部長、マネージングディレクター

 

フェルドマン,ロバート・アラン[フェルドマン,ロバートアラン][Feldman,Robert Alan]
モ ルガン・スタンレーMUFG証券マネージングディレクター。1953年、アメリカ合衆国テネシー州生まれ。76年、イェール大学で経済学、日本研究の学士 号を取得したのち、日本銀行や国際通貨基金などで研究職に就く。84年、マサチューセッツ工科大学で経済学博士号を取得。ソロモン・ブラザーズ・アジア証 券を経て、モルガン・スタンレー証券に入社、現在にいたる。テレビ東京系『ワールドビジネスサテライト』などのコメンテーターとしても活躍している

財部誠一[タカラベセイイチ]
経 済ジャーナリスト。1956年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、野村證券に入社。同社退社後、出版社勤務を経て、経済ジャーナリスト。95年、経 済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」設立。金融、経済誌に多く寄稿するとともに、テレビやラジオで広く活躍している(本データはこの書籍が刊 行された当時に掲載されていたものです)


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