投稿者 undecuplet | 2012/12/04

すばらしい余韻、そして驚愕のダイナミックレンジ~クリスチャン・ツィメルマン ドビュッシー サントリーホール

写真 (5)サントリーホールで、ツィメルマンをきいた。そもそもはオール・ドビュッシープログラムとして案内があったもの。一部曲目に変更があり、ブラームスにかわったが、それでも版画、前奏曲集の中からのよりすぐり。素晴らしいドビュッシーぶりを堪能できた。

 

ドビュッシーは絵画的音楽といわれるが、ツィメルマンが弾くとまさに映像的だ。繊細さ・精緻さという意味では、ダン・タイ・ソンのピアノも本当に好きだけれど、ツィメルマンが弾くと弱音の余韻から、強烈な爆音まで素晴らしいピアノならではの、まさにピアノフォルテという楽器ならではのダイナミックレンジを楽しめるのだ。

僕自身は、今回は、特に「雨の庭」、「雪の上の足跡」「沈める寺」が特に楽しめた。

 

先月、ポリーニのベートーヴェンをきいたのだけれど、そのとき、平野啓一郎さんがツィッターで「60代のF1レーサーのよう」とつぶやかれていた。まさにそんな感じだった。今日のツィメルマンも聴いていたらしく、彼は「光輝に満ちた音」とつぶやかれていて、やはり、まさに、と思った。同じものを聴いて共感できるのはふしぎな体験だなとも感じた。

 

 

 

ドビュッシー:版画
1.パゴダ 2.グラナダの夕べ 3.雨の庭
Debussy: Estampes: 1. Pagodes 2. La soirée dans Grenade 3. Jardins sous la pluie

ドビュッシー:前奏曲集 第1集 より
2.帆 12.吟遊詩人 6.雪の上の足跡 8.亜麻色の髪の乙女
10.沈める寺  7.西風の見たもの
Debussy: Préludes 1 (Selection)
2. Voiles 12. Minstrels 6. Des pas sur la neige
8. La fille aux cheveux de lin 10. La cathédrale engloutie
7. Ce qu’a vu le vent d’ouest

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シマノフスキ:3 つの前奏曲(「9つの前奏曲 作品1」より)
Szymanowski: 3 Preludes from op.1

ブラームス:ピアノ・ソナタ 第2番 嬰へ短調 作品 2
Brahms: Piano Sonata No.2 F sharp minor Op.2 (4 December only)

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