投稿者 undecuplet | 2019/02/10

新しい時代の到来:クルレンツィス&ムジカエテルナ&コパチンスカヤ

新しい時代の到来:クルレンツィス&ムジカエテルナ&コパチンスカヤ

クルレンツィス指揮ムジカエテルナ演奏
チャイコフスキー:ヴァイオリンコンチェルト
チャイコフスキー:悲愴

(コパチンスカヤ:アンコール)
ミヨー:ヴァイオリン クラリネット ピアノのための組曲
op1576 第二曲
リゲティ:バラードとダンス(2つのヴァイオリン編より)アンダンテ
ホルヘ・サンチェス・キヨン:クリン1996 コパチンスカヤに捧げる

 

 

オーチャードホールで聴いた
満席、すごい熱気だった

1曲目はおなじみのチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルト。
しいていえば、これはロックだ。
かつての王道の演奏ではない。
すごいスピードの調整、いわばメリハリと躍動感。

そうそう、彼女はステージ上で靴をぬいではだしで演奏する。
その分、ちょっと音量が小さくなる感じはあるけれど、この演奏の
新しさは、それを超えて十分に面白い。
クラシックで新しい体験はなかなかないものだが、
新しい若手の時代・・平成の次の時代の到来にふさわしい新しい試みだった

後半は悲愴。
これも新しい、なんせチェロ以外、全員立って演奏するのだ。
だから、体全体で演奏し、そのグルーブ感は半端ない。
そう、つまり全員がソリストであるかのような、すごい起伏の波が観客に
伝わる。
それでいて、クルレンツィスの指揮は下品にならない。
ティンパニと申し合わせたように、見事にそのグルーブを昇華させる

クルレンツィスの「悲愴」が一昨年の日本でのクラシック売上げナンバーワンだった
ことからもあるように、今日の観客はどうも一見さんではなかったようだ
第三楽章の終わりでも拍手はおきなかったし、
第四楽章の終わり、クルレンツィスがじっと黙祷のように1分近く沈黙を守ったのは
全員が見届けた。
そして、オーチャードでかつてきいたことのないような熱気の拍手。

まさに新しい時代の到来を予見する出来事にたちあった一日だった

コパンチンスカヤ

 


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