宝物発見 藤井風 マウントレーニアホール

youtubeの世界では知る人は知る、ピアノ&シンガー。
彼のカバーする椎名林檎さんほかは、すばらしく
グルーブ感がいい。
ついついひきこまれる。

それで気になっていたのだが、
ついにホールでワンマンライブをはじめてするというので
いってみた

ひとことでいえば、大発見、宝物だ

前半は、みなが知るカバー曲
ちょっと最初は硬かったが、
two of us のあたりからとてもやわらかく
彼のグルーブ感が心地よく発揮されてきた

だが、真骨頂は、はじめてきく後半の
彼のオリジナル曲の数々
シンガーソングライターだったのだ、彼は・・と
あらためて仰天。
その詞の世界観といい、コード進行といい
すべてがオリジナルであってそれでいていい

必要以上でも必要以下でもない、すべてが
整った藤井風がそこにはあるのだ

数十年前に、はじめて矢野顕子さんの青い山脈をきいたときに
電気が走ったが、
それとは趣が違うが「宝物発見!」という意味では
実に久々の体験だ

たぶんこの日のチケットはずっと後にプレミアがつくだろう、と
思われるほど、貴重な出会いができた

うれしい
そして、頑張れ・・藤井風!

 

 

 

 

 

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投稿者 undecuplet | 2019/06/18

名人降臨:プレトニョフ オペラシティ

名人降臨:プレトニョフ オペラシティ
中島敦の小説に「名人伝」というのがある
弓矢の名手が腕があがるにつれて、弓矢そのものの
存在する気にかけなくなる・・というものだ
彼には最後は弓矢がみえなくなる・・

最後のヴィルトーゾともいうべきプレトニョフにとって
ピアノはもはや立ち向かう相手ではない

僕はたまたま彼を上から見下ろす位置で鑑賞したのだが、
ピアノにむかうなり、何の緊張もやるぞという気がまえもなく
とても自然にピアノをひきはじめる
まるで、その楽器を手で弾くというより
彼のこころとピアノが直結しているように
「何の意識的な行為なく」ピアノが奏でられるのだ

それはまるで「仙人」のごとくというべきか・・
ピアノとプレトニョフが切り離すことのできない
一体のものとなっているというべきか・・

とにかく他のピアニストがピアノを弾くという
行為とはまったく別の次元の行為なのだ

そして、奏でられる音はどこまでいってもやわらかく
刺激的なものはない
もちろんそれでいて極上の音楽なのだ
新しい体験の夜だった

ベートーヴェン: ロンド Op.51-1 ハ長調

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op. 57「熱情」

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

リスト:詩的で宗教的な調べより第7曲「葬送曲」S. 173

リスト:忘れられたワルツ S. 215 第1番

リスト:《巡礼の年》第2年:イタリアより第5曲「ペトラルカのソネット第104番」 S. 161/R10-5

リスト:夜想曲「眠られぬ夜、問いと答え」S. 203

リスト:3つの演奏会用練習曲 S. 144より第2曲「軽やかさ」

リスト:凶星!(不運) S. 208

リスト:2つの演奏会用練習曲 S. 145

リスト:暗い雲 S. 199

リスト:ハンガリー狂詩曲第11番 S. 244-11

リスト:葬送前奏曲と葬送行進曲 S. 206より「葬送行進曲」

アンコール:愛の夢

 

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完全主義者 ホロデンコ ファツィオリを弾く
ヴァディム・ホロデンコがリサイタルをひらいた

ホロデンコは、1986年ウクライナ生まれ。2013年にヴァン・クライバーン
国際コンクールで優勝、同時に最優秀室内楽賞と最優秀新作賞を受賞し、
圧倒的勝利を飾った
同年マリインスキー・コンサートホールのレジデント・ピアニストに就任し、
世界的指揮者ヴァレリー・ゲルギエフの寵愛を受け各地で共演する等、
目覚ましい活躍で知られます

みなとみらいホール大ホールは、昼のコンサートでありながら
ほぼ満席・・fazioliのあたたかい響きが見事に披露された
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番「戦争ソナタ」
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番

レオポルド・ゴドフスキー:ショパンのエチュードによる練習曲より
鬼火
左手のための嬰ハ単調(革命)

完璧な演奏
クールな表情だが、本当に見事なピアニズム
30代にしてこの完成度とはただただおそれいるばかり
今日のコンサートに来た人はとても得したのではないかな
次回もまた早くみたい・・そんな気分にさせるいい昼でした

 

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豪腕 ネルソンズ・・完璧なチャイ5 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管

 

出演
指揮:アンドリス・ネルソンス
ヴァイオリン:バイバ・スクリデ
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

 

曲目
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.77
チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64

 

いや、すごかった
金管の完璧さ、打楽器のグルーブ感、弦の情熱・・なにもかも
完全なゲヴァントハウス管弦楽団のよさが
ネルソンズによって現実の音楽となってきこえてくる
現場に立ち会えてうれしい

 

ネルソンズは、大きなグループをつくり、それにこたえて
ゲヴァントハウス管弦楽団は他に比類をみないダイナミクスで
こたえる
まるで米国のオケのような大きな音量のときもあれば、
みごとな欧州のオケの微細なうねりがくる
サントリーが飽和したかと思うような最大音量では
その迫力は半端ないものだった

 

すばらしい一夜だった

 

 

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エストニアの俊英が織りなす素晴らしき追悼歌

 

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ヴァイオリン:五嶋みどり
エストニア・フェスティバル管弦楽団

 
ペルト:ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
トゥール:テンペストの呪文
シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op.43

 
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 より 第3楽章 ラルゴ(ヴァイオリン・アンコール)
レポ・スメラ:スプリング・フライ
ヒューゴ・アルヴェーン:羊飼いの娘の踊り

 
この響きの巧みさ、うねるような弦楽のたたずまい・・どこかで
きいたことのあるようななつかしさ・・
そうだ、ルツェルン祝祭管弦楽団だと思いいたった

 

あるカラーに染まっていない、だけどものすごくうまい・・そして何か
この世のここだけのといった緊張感がある・・
きっとそういうことがこの「祝祭」オーケストラの運命なのだろう

 

それにしても素晴らしい演奏だった
五嶋みどりさんの圧倒する力もさることながら、
僕が今回特に感動したのは、
ブリテンへの追悼歌だ

 

鐘の音とともにはじまり、鐘の音とともにおわる
その余韻がおわるまでがその曲なのだが、
満杯の客席の誰もがその余韻を見事に堪能した

 
この日は祭日の昼間ということもあり、ふだんコンサートに
こなれなれていない人も多かったと思うけど
そういった人も含めて、ひとつの気持ちにまとめあげてしまう
音楽の力、

ヤルヴィとこの祝祭管弦楽団の魅力を思わずにはいられなかった

 

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ぜひまたききたいと思う

いま、最高のラヴェルの弦楽四重奏曲をきくには、クァルテット・ヴァン・カイク以上のものを僕は知らない

 

 

あまりに素晴らしいカルテット・ヴァン・カイクだったので
2晩つづけて通った

 

 

1晩めは、武蔵野市民
前半ではプーランク:3つの歌曲のうち、「愛の小径」がとてもよかった
そして、後半、圧倒的なドビュッシー。
彼らの特徴は、特にうまい突出した人がいないこと
よく、有名なソリスト4人を集めてクアルテットを組んで
宣伝していたことがあったけれど、
あれはそれぞれの個性の面白さはあっても
クアルテットの本質的面白さとは遠いものだった

 

 

それに比べ、ヴァン・カイクはいい
とても若い4人がとても素直で柔軟なのだ
突出しないから下手なのではない
それぞれの持ち味とそれぞれの関連したハーモニーを
とても柔軟に対応する
音楽的なのだ
こんな素晴らしいドビュッシーの弦カルをきいたことはない

 

 

というわけで、翌日、急遽サルビアホールのチケットを
買って参上したわけ
(だけれど、武蔵野市民とサルビアでチケットの値段が
倍以上というのはどういうことなのだろう
客席数の違いはあるけれど、演奏会としてはどうなのだろうか
と思ってしまう)

 

 

二日目は、もちろんラヴェル。
これは、生できく楽しさを存分にあじあわせてくれた
CDなどの音源できくと、きれいに加工されて
まるでひとりで弾いているようなメロディが
実際は、いくにんかのリレーで奏でられていたりして
これはこれで目の前でみるにしくはなし

 

 

僕は、特に今回ヴィオラのフランソワの感じが気に入った
いい笑顔で楽しそうに、そして音楽を味わって演奏しているのが
伝わってくるのだ

 

 

ちなみに彼らは2012年結成。
2015年にはあのウィグモアホールで受賞。
BBCの新世代アーティストにも選ばれている
今回、初来日。
実現してくれた武蔵野市民に感謝するとともに
またまたファンになってしまった

 

 

とにかくまたすぐに来てほしい
いくらでもききたいカルテットはそういない
そして、強調するが、ラヴェルの弦楽四重奏曲は現在最高だと思う
ぜひ、CDもきいてみてほしい
音楽の神様 ありがとう

 

 
出演
ヴァン・カイック弦楽四重奏団
ニコラ・ヴァン・カイック(ヴァイオリン)
シルヴァン・ファーヴル=ビュル(ヴァイオリン)
エマニュエル・フランソワ(ヴィオラ)
フランソワ・ロバン(チェロ)

 

 
4月18日 武蔵野市民

モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K. 421
プーランク:3つの歌曲
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10

 

 
4月19日 さるびあホール

モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K. 421
ラヴェル:弦楽四重奏曲
ブラームス:弦楽四重奏曲2番

 

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いま、もっとも旬なラヴェル弾き・・ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ

 

 
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ・・先日のスイスロマンドと同行して
ドビュッシーのピアノを披露をしたが、その繊細さと圧倒的巧みさは
聴衆を魅了した

 

 
彼だけをききにいってもよかったほどすばらしかった

 

 
彼のライブアルバムがでているが、特にラヴァラスは、近年きいた
もののなかでは群を抜いて最高だ

 

動画はショパンだが、これでも十分に彼のいまのすごさが伝わってくる
クラシックは本当に、次々と俊英が登場する
楽しみなジャンルだ

 

 

 

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あの色彩ゆたかなスイス・ロマンドは健在だった

 

僕の生まれて最初にかったレコードは、
アンセルメ・スイスロマンドのラヴェル管弦楽曲全集だった
お金をためて大枚をはたいたのでよく覚えているし
すりきえるほどきいた

 

だから、僕の中のラヴェルは、アンセルメが80%くらいかもしれない
最近のデュトワもそうだけれど、
フランス系のオケは、グルーブが深い
それが下品でないところがすばらしく
とてつもなく楽しい

 

今日のコンサートもそれを十分堪能できた

 

指揮:ジョナサン・ノット
ピアノ:ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ
スイス・ロマンド管弦楽団

 

ドビュッシー:遊戯
ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲
ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲
デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』
ショパン:24の前奏曲 Op.28 第8番 嬰へ短調、第17番 変イ長調(ピアノ・アンコール)
リゲティ:ルーマニア協奏曲 より 第4楽章

 
前半のドビュッシーも楽しかった
ほりが深く、金管がとてつもなくうまい
後半のデュカスも、あの劇番のような曲が
(本来順番が逆に制作さえれたのだけれど)
まさに、いきいきとしていた

 
今日のお客様は得したのじゃないかな
S席にずいぶんと空席がめだったのが残念だった

 
でもとにく、ノット・スイスロマンドはこれからも
相当いいと思う。おすすめです

 

 

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投稿者 undecuplet | 2019/03/30

Isotek 噂に違わぬすごい電源だった

Isotek 噂に違わぬすごい電源だった

audioにおいて、電源関連ほど難しいものはない

 

 
半分オカルトみたいな、電源ケーブルの変更も
えっと思うほどに、音が変わる
これは経験者であればあるほど、実感することだろう
だけれども、その説明となると、これまた難しい
しかも、この差は、アンプの差とはまた違ったニュアンスだから
さらに難しい

 

 
isotekは英国のキース・マーティンという人が開発したもの
こういうまったく新しいタイプの製品は、
個人の名で語られることが多い
ノッチンガム・アナログ・スタジオも
コードも
タンノイのあの古典的シリーズも
個性のあるものは、みな開発者の個人名があわせて語られる

 

 
こうして書いてきて、ふと思ったのだが
僕の好みのオーディオ製品は、英国産が多いのかもしれない
(アンプのパス・オーディオは米国だけれど・・)
オーディオの世界は、ある意味で個人の力で切り開くことのできる
ギリギリのマーケット規模なのかもしれない
そう、合議制の正解ではなく、正解はいろいろな正解があるところが
オーディオの面白いところなのでしょうね。

 

 
で、このIsotekだが、
電源にしては、とても軽い
片手でもてるほどの製品
アキュフェーズやラックスマンの時代の電源は
重さが勝負というほど、ひとりでは運べないほどの重さを
競っていた

 

 
それに比べると、まったく異なった方式なので、
軽くてもOKなのだろうが、
使ってみた音質の差は相当なものがある
透明度の増し方とヴォー-カルやヴァイオリンなどのあたたかさが
まったくすごいのだ
すごいとしかかけないのが僕の書き手としての能力の限界だが
とにかく、これほど電源で音が変わるということも
信じがたい。

 

 
僕は、最近は音の基準に、ムターとプレヴィンのチャイコフスキーの
コンチェルトを使用しているのだけれど、
彼女のヴァイオリンの見事な美しい現実感は
ちょっとうれしい歓びだった

 

 
こういうの一聴は百見にまさるというのかどうかわからないが
機会があればぜひ、ご自身の耳できられることをおすすめする
耳は嘘をつかない

 

 

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手堅く芳醇なベルリン放送交響楽団、繊細なアンスネス・・贅沢な夜

 

 

ベルリンには東京と同じようにいくつものオーケストラがあるが、
かの地では、ベルリン放送交響楽団は、ベルリンフィルと人気を二分する
くらいのオーケストラであるらしい
それに比べ、日本では、ベルリンフィルだけが有名でチケットもとりやすく、
ベルリン放送交響楽団の方は人気がいまひとつのなのは惜しい

 

 

指揮:ウラディーミル・ユロフスキー
ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス
ベルリン放送交響楽団

モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』 K492 序曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K467
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92 (マーラー編曲版)

 

 
(アンコール)
フェデリコ・モンポウ:街外れ 第1番(ピアノ・アンコール)
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 BWV1068より第2曲「アリア」

 

 
ユロフスキーの指揮は手堅い
それでいて、ベルリン放送交響楽団の方は、芳醇な音色を
かもしだすから、この組み合わせが悪いはずがない

 

 

また、レイフ・オヴェ・アンスネスは今回、右肘に故障をかかえているとはいえ
とても繊細なピアノを表現するので、
今回の組み合わせはある意味でベストなものだった

 

 

モーツァルトもよかったが、
特にアンコールのモンポウは、アンスネスならではの微妙な細やかさと
やさしさが随所にあらわれていて、すばらしい
はやく肘が治って、本来の彼のすべてをもういちど
きちんと聴いてみたいとおもわさせられるすばらしい演奏だった

 

 
ユロフスキもベト7を壮大なグルーブ感のもとに見事な形にしあげ、
アンコールのバッハもベルリン放送交響楽団の音色を存分にひきだす
見事なものだった

 

 
この組み合わせが長続きし、また来日すること願うばかりの一夜だった

 

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明確な骨格で、大きな音楽を描きだすウルバンスキ

 

 
ウルバンスキ・東京交響楽団を聴いた
ウルバンスキを最初に聴いたのはいつだったか
考えていたら、
彼のベルリンでのベルリンフィルデビューであったことを
思い出した

 

 

確か、モルダウだったと思う
とっても確かな演奏だったと思い出せるが
終わったときに、すごい汗をかいて
ふるえるようにお辞儀をしていた彼を思い出した
ベルリンフィルの重圧というのは
彼をしてもすごいものがあるのだろう

 

 

ポーランド生まれのウルバンスキは
姿・形も整っていて、次世代のスター候補、第一人者である
その指揮ぶりも、まじめで
とにかく、あいまいなところがない
その分、思いがけない音楽のグルーブ感にはしるところがないが
音楽の骨格をきちんとみせるところが
彼の腕のみせどころだ

 

 
最近まで東京交響楽団の首席客演指揮者を
つとめていたくらいだから
今日もオーケストラとは息がぴったり
お互いの信頼感というものが
客席からでも感じられるほどで
演奏終了後も暖かい熱い拍手が
なにやまなかった

 

 

指揮:クシシュトフ・ウルバンスキ
ヴァイオリン:ヴェロニカ・エーベルレ
東京交響楽団

 
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219 「トルコ風」
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 ハ短調 Op.43

 

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ワイヤレスでもゼンハイザーが本気だしたら
とんでもなかった・・MOMENTUM True Wireless

 
僕はゼンハイザーをよく使う
HD800もHD650も、IE80も
どれも、それぞれ個性は異なるが
それぞれのクラスで他をよせつけない
圧倒的音楽性をもつ

 
他社の製品のまさにマイルストーンになっている

 
それぞれが精緻でありながら
音の高低の間の連続性がすぐれていて
どのモデルも常に音楽的な響きをだすのだ

 
今度、寝フォンにでもと思って、
この MOMENTUM True Wireless を導入してみたところ
IE80ほど中・広域の音楽的再生はなく
だいぶフラットに近いなり方なのだが
それでも、とてつもなく音楽的ななり方をする
想像以上というか想像するできなかった
ワイヤレスモデルだ

 
ゼンハイザーの商品のゴーサインをだす人が
きっと相当な音楽好きなのだろうと思われるのだけれど
機会があったら
ぜひ一度お話をうかがってみたいと思った

 
とにかく、現状、ワイヤレスでこれに比較対象に
なりうる製品はないと断言できる

 

 

 

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ただただ感嘆した

水曜日のカンパネラの音楽性の95%はケンモチヒデフミだと
あらためて思った
「水曜日のカンパネラ」を僕は好きだ
「桃太郎」を代表とするさまざまな楽曲の完成度・物語性には
毎回まいったと思わせられる

 

 
「水曜日のカンパネラ」の上手なところは
その広報担当というかイメージ作成を
コムアイという女性に代表させ、
その独特の個性と時にみせるシャーマンのような
表情にゆだねているところだ

 

 
彼女はチャーミングだ
応答も的確でいて、巧みにけむにまく
その感性、表情、神秘性をもとに
メディアへの露出は基本、彼女だけだ

 

 

あの松岡正剛も、水曜日のカンパネラをお気に入りで
陽水・ユーミンにつぐニューミュージックのマイルストーンが
水曜日のカンパネラなどといって
コムアイと対談したりして、悦にいっていたけれど
彼女のチャーミングな部分はあるとして
音楽の構成要素のほとんどはケンモチにあることに
彼は気づいていないようだった
彼も見事にめくらましにあっているのだ

 

 

水曜日のカンパネラの魅力は、究極的には
その楽曲と詞とアレンジにある
その意味でそのすべてをひとりで
てがけているケンモチヒデフミは素晴らしい才能の持ち主だ

 

 

 

 

 

今回、彼のプロでユースによる
まったく別人の女性歌手による楽曲がPVになった
確かにコムアイにはコムアイにしかない
微妙さがとてもよかったことが
このPVをみるとわかる
でも一方で、水曜日のカンパネラの90%が
この中にあることも一目瞭然だ

 

 

彼の創作意欲はとどまるところをしらないようだ
そして、彼の巧みな演出というかプロデュース力も
おそれいる
ケンモチヒデフミから目が離せない

 

 

投稿者 undecuplet | 2019/03/21

ZAZが日本にやってくる

ZAZが日本にやってくる

現代のフランス女性歌手の中では白眉の
ZAZが5月に来日する
彼女の歌声は、
かつてのピアフなどとも共通する
フランス歌手のそれを踏襲する

 
必ずしも音程通りではなく、
そこにある哀惜を見事に音楽にのせる

 
こういう才能の人が次々とあらわれるところに
音楽の未来を感じる

 
楽しみだ

 

 

投稿者 undecuplet | 2019/03/20

熱狂を呼ぶ男~ドゥダメル

熱狂を呼ぶ男:ドゥダメル

 

今日は、スーパスター:ユジャ・ワンとグスターボ・ドゥダメルふたりの
みごとな競演だった

 

1曲目の本邦初演のアダムズの曲は、やや単調なところがあるけど
映画の劇版のような要素もあり、
LAフィルにはもってこいの曲だった
作曲者も登壇し、ユジャ・ワンとハグしあうところは
とてもよかった

 
J. アダムズ:Must the Devil Have All the Good Tunes? 〈日本初演〉
マーラー:交響曲第1番 ニ長調 「巨人」

 
指揮:グスターボ・ドゥダメル
ピアノ:ユジャ・ワン
ロサンゼルス・フィルハーモニック

 

2曲目のマーラーの1番は、ドゥダメルの独壇場だ
曲のメリハリを丁寧にくみあげ、
アメリカのオケらしい、すばらしいダイナミックレンジの
強弱におきかえる
LAフィルの金管と打楽器のよさとあいまって
このマーラーの一番が見事に、まるで彼らのために
作曲されたような曲のようにきかせるのだった

 

終演後もあいかわらず、ドゥダメルは決して指揮台のような
高いところにはのぼらず、団員と同じ高さから
次々とパートを紹介していく
いつもの手口だが、ドゥダメルがすると
みんながとてもうれしそうな表情でこたえるのがよい
劇場一体となって今夜の出来事に祝杯をあげる
そんな空気で終えるのとてもよい

 

やはり、ユジャ・ワン、グスターボ・ドゥダメルはたぐいまれなる
スーパースターだ

 

クラシック界の未来は明るいと確信させられた夜だった

 

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